こんにちは!Mirrorsです。
世の中、コロナウイルスが猛威を振るっており、予断を許さない状況が続いています。
しっかり栄養、睡眠を確保して免疫力を上げて乗り切りましょう!
さて本日は、現代での風林火山というテーマでお話したいと思います。
風林火山と言えば、戦国時代の代表的な大名の武田信玄が用いていたことが有名で、
ご存じの方も多いのでは無いでしょうか?
疾(はや)きこと風の如(ごと)く ⇒迅速に動く
徐(しず)かなること林の如(ごと)く ⇒隠密な行動
侵し掠(かす)めること火の如(ごと)く ⇒勢いよく攻める
動かざること山の如(ごと)し ⇒ 一度決めたらあたふたしない
戦国時代という乱世で生き残る為には、この考え方は非常に重要であり、この4つの
内、1つでも欠けてしまうと、たちまち窮地に陥り滅亡してしまいます。
つまり、この時代において、長く活躍していた武将達は、武田信玄を含め、基本的に
この4つのポイントをしっかりと押さえることで、乱世を生き延びる為の術を身に着け
ていたと言えるのでは無いでしょうか?
そして、この考え方は、現代にも通ずる非常に理にかなった戦術でもあります。
特に、ビジネス上での効果はかなり大きく、意識を変えるだけで多くのメリットを
もたらすことが可能になります。
疾(はや)きこと風の如(ごと)く ⇒情報を素早く収集する
徐(しず)かなること林の如(ごと)く ⇒情報を基に好機を待つ、刃を研いでおく
侵し掠(かす)めること火の如(ごと)く ⇒好機が来たら一気に畳みかける
動かざること山の如(ごと)し ⇒周りに流されず継続する、ブレない
現代版で考えてみると、上記のような形になります。(個人的解釈)
更に職種を絞って、営業職で考えると、、、、
風⇒・得意先や競合他社の状況確認、キーマンの把握、市場調査
林⇒・情報を基にした自社製品の強みを確認。PR資料作成や新商品開発しながら
チャンスを待つ
火⇒・得意先へのPR活動、徹底した売り込み
山⇒・途中で諦めたり、投げ出したりせず、継続する
このような形になると思います。
文字で書いてみると、至極全うで、普通なことのように感じますが、これが出来て
いない営業マンは非常に多いです。
特に、風や林を疎かにして、情報も無く、好機を見逃し、焦って売り込んで失敗し、
早々に諦めるといったケースは良く見られる光景です。
段取り八分という言葉もあるように、準備段階で仕事の八割が決まります。つまり、
風と林の段階で、その仕事が上手くいくかは決まっているのです。
多忙なスケジュールの中で、情報収集や自己研鑽など準備を整えるのは、地味ですし
かなり退屈なものです。しかし、野球選手が毎日欠かさず素振りをするように、地味な
作業や努力を続けることが、成功する為の近道です。
今回は、自分が営業である為、営業職でとして活かせる風林火山という形で紹介しまし
たが、それ以外の職種でも同様に活かせる考え方ですし、スポーツでや恋愛であれ、
日常生活でも大いに参考となる考え方になりますので、自分なりの風林火山を試してみ
ては、いかがでしょうか?